ハイローオーストラリアには17種類の通貨ペアがありますが、その中でも初心者にオススメとよく言われるドル円。
しかし、ハイローオーストラリア初心者の方は、本当にドル円で取引をした方がいいのでしょうか?
この記事ではそのあたり詳しく解説していきます。
ハイローオーストラリア初心者の方で、ドル円から始めてみようとお考えの方にとっては参考になるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでください。
また、通貨ペアの選び方が分からないという方も、この記事を読めばOKです。
この記事を読めば、ハイローオーストラリア初心者の方がどの通貨ペアで取引をすればいいかがハッキリと分かります。
なのでよかったら最後までお付き合いください。
それでは早速いきましょう。
ハイローオーストラリア初心者はドル円で取引した方がいいのか?
✅ ハイローオーストラリア初心者はドル円がおすすめ
みたいなことよく言われてますよね。
これって本当にそうなんでしょうか?
結論から言うと「No」です。
全くそんなことありません。
FXの長期取引であれば、値動きの小さいドル円の取引は確かに無難なので初心者向きです。
なぜならFXは、
- レバレッジを効かせるとハイローオーストラリア以上に大きな金額が動く
- 取引時間に制限がなく、長期取引になればなるほど値幅が大きくなる
こういった特徴があるからです。
つまり、FXはハイリスクハイリターンな取引が可能で、さらにボラティリティ(値幅)の大きい通貨ペアを選ぶと、失敗したときの損失額大きくなるということです。
一方ハイローオーストラリアに関しては、どれだけ大きな値動きがあったとしても、損益が変わるわけではありません。
例えばハイローオーストラリアでハイエントリーをした際に、
なので、ハイローオーストラリアの通貨ペア選びにおいて、初心者にはドル円がオススメという情報に関しては、
✅ 決してそんなことはない
というのが答えになります。
「どの通貨ペアを選んでもリスクの大きさに変わりはない。」という理解でOKです。
ドル円の特徴
ドル円の特徴としては、先ほども説明したとおり、値動きが緩やかでトレンドが発生しにくいというのがあります。
なので、トレンドを狙ってトレードをするのであればドル円はやりにくいでしょう。
しかしメリットとして、ペイアウト率が他の通貨ペアより高いという点があげられます。
ご覧のとおり。
他の通貨ペアは1.90〜1.95倍なのに対して、ドル円は2.00倍と割高になっています。
これは、他の通貨ペアよりも勝つのが難しいという証であり、逆に初心者の方にとっては攻略が難しいという裏付けでもあるのです。
なので決して「初心者にドル円はオススメ」というわけではないということは、ペイアウト率を見ても分かるかと思います。
ハイローオーストラリアにおけるドル円の攻略法
ハイローオーストラリアでドル円を攻略するのは少し難易度が高いということが、ここまでの説明で理解できたかと思います。
しかしドル円は値動きに特徴がありますので、その特性を活かした上での攻略法はあります。
というわけでここからは、ハイローオーストラリアにおけるドル円の攻略法について解説していきたいと思います。
ドル円攻略の具体的な方法
ドル円の値動きの特徴として、先ほどトレンドが発生しにくく緩やかな波形を描くということをお伝えしました。
なので、この特徴を活かしていきます。
トレンドが発生しにくいということは、レンジ相場になる期間が長いということです。
つまり、一定の間隔で上がっては下がり、上がっては下がりを繰り返していく可能性が高いということ。
このような相場では、ボリンジャーバンドを使って逆張りをするのが効果的です。
ボリンジャーバンドを使ってドル円を攻略
ハイローオーストラリアのドル円取引において、ボリンジャーバンドを使った手法は非常に効果的です。
そもそもボリンジャーバンドとは、チャートの値動きを予測するためのインジケーターの1つ。かんたんに言うと単なる補助線です。
≫ボリンジャーバンドに関する詳しい解説(出典:SMBC日興証券)
論より証拠。百聞は一見にしかず。
ということで、まずはボリンジャーバンドが表示された画面を見てみましょう。
はい。上記の通り。
ローソク足の上下に2本ずつ線画ありますが、この線がボリンジャーバンドです。
これを使って攻略をしていきます。
ボリンジャーバンドにタッチしたら逆張りをする
ボリンジャーバンドを使った攻略法はめちゃくちゃシンプルです。
やり方は、
✅ ボリンジャーバンドの+2σ、−2σにタッチしたら逆張りをする
以上です。
+2σ、−2σとは、
上記の黄色いラインです。
ボリンジャーバンドは、±1σ〜±3σまでありますが、使用するのは±2σだけでOK。
この線に触れたら反発する可能性が高いので、できるだけ引きつけて反発するのを待ちましょう。
なお、ボリンジャーバンドについてもう少し詳しく知りたいという方は、以下の記事を読んでみてください。
ボリンジャーバンドを画面に表示させる方法
ボリンジャーバンドを画面に表示させるには、まずチャートツールを用意する必要があります。
ちなみにおすすめのチャートツールはトレーディングビューです。
トレーディングビューの導入方法については以下の記事で解説してますので、チェックしてみてください。
無料で利用できますので、とりあえずアカウントだけとっておくと便利ですよ。
ハイローオーストラリアの通貨ペアの選び方
通貨ペア選びで勝敗決まるというほどではないですが、通貨ペアのそれぞれの特徴を知っておいて損はないです。
というわけでここからは、
ハイローオーストラリアにおけるドル円以外の通貨ペアの選び方やその特徴などを解説していきます。
トレンドが発生しやすい通貨ペア
ハイローオーストラリアで勝ちやすいパターンとして、トレンドに沿って順張りをするというやり方があります。
このパターンが最も決まりやすい通貨ペア、つまりトレンドが発生しやすい通貨ペアは以下のとおりです。
- GBP/JPY
- BTC/USD
- ETH/USD
このあたりはボラティリティが大きく、激しい値動きがあるのが特徴です。
一度トレンドが発生するとグングン伸びていき、強い流れが継続する傾向があります。
なので、上記の通貨ペアでトレンドが発生するのを待って、その初動でエントリーするとよいでしょう。
トレンドが発生しやすい通貨ペアの実践動画
先ほどご紹介した通貨ペアでトレンドが発生したら、同じ方向へ連続でエントリーするのが効果的です。
僕はTURBO30秒取引でこのパターンを使うことが多いですね。
なお、これについては実践動画を撮っておりますので、以下を参考にしてみてください。
結論、通貨ペア選びはそれほど重要ではない
ハイローオーストラリアの通貨ペア選びで勝率が変わるという思っている方も多かもしれませんが、ぶっちゃけそこはそんなに重要ではないです。
どの通貨ペアでも、レンジ相場もあればトレンド相場もあります。
要はその相場に沿った形でエントリーをできるかどうかが重要だということ。
トレンドが発生しているのであれば、その進行方向に向かってエントリーするのが基本ですし、
レンジ相場であれば先ほどご紹介したようにボリンジャーバンドなどのインジケーターを使って逆張りをすると勝ちやすくなります。
この基本を忠実にやることが最優先です。
あくまでその時の相場の流れを大切に
ドル円がレンジになりやすいとか、ポンド円がトレンドが起こりやすいとか。
それは単にそういった傾向があるというだけの話です。
あくまで、その時の状況に応じた形でエントリーをしていきましょう。
場合によっては、ドル円でエグいトレンドが発生することだってあります。
そんな時に逆張りをしていてはもったいないです。
いろんな通貨ペアの値動きを見て、「今チャンスだ!」と思ったら、どんな通貨ペアであれトライしていきましょう。
これは初心者であれ、プロトレーダーであれ何も変わりはありません。
通貨ペアによってペイアウトの違いは多少ありますが、勝敗に大きく影響する要素は決してそこではありません。
とはいえ、資金管理はまた別問題ですので、投資金額だけは十分注意してくださいね。
最後に
ハイローオーストラリアのドル円取引が初心者向きかどうか、また通貨ペアの選び方などを解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
ハイローオーストラリアを何度も経験すると、相性のいい通貨ペアも分かってきますし、その特徴も理解することができます。
なので、とにかく場数を踏んで、いろんな通貨ペアでトレードをやってみましょう。
というわけで今回はこの辺で。